バージンロードで結婚式の感動を

バージンロード

バージンロードを歩く花嫁。結婚式で最も厳粛で、感動的なシーンでしょう。バージンロードとは、もともとはキリスト教式の結婚式で用いられる、式場入口から祭壇までの通路に敷かれた布を指します。そこは新郎新婦、その両親または立会人しか歩くことが許されない、神聖な通路なのです。

主にカトリック教会では赤い布、プロテスタント教会では白い布が敷かれますが、結婚式場やホテルの併設のチャペルなどでは、長さを誇る所、白いドレスが映えるロイヤルブルーの布が敷かれる所、透明な床の下にキラキラした照明や花びらが仕込まれた所など、それぞれが個性を競い、人気を呼んでいます。

もともとはキリスト教式のものですが、結婚式の象徴的なシーンでもあるため、人前式でも取り入れられることが多いです。人前式の場合は、最初から新郎新婦が揃って入場したり、ペットと一緒に入場したりと、宗教的な制約を受けずに、より自由な演出をすることが可能です。最近では、生まれてから今までの写真をプリントしたり、メッセージを入れるなど、バージンロードのDIYも流行の兆しを見せています。